アンケートにてお寄せいただいた御意見等
※HPに寄せられた質問・意見を大きく4つに分類し、回答しています。

質問1) これからというイメージが強い地域ですが、魅力的な街づくりを期待します。
現在、東京インナーハーバーエリア(豊洲)では魅力あるまちづくりが進められています。

豊洲2、3丁目
 
・平成17年7月 「スーパービバホーム豊洲」オープン
 ・平成18年4月 「芝浦工業大学豊洲キャンパス」開校予定
 ・平成18年春  「豊洲IHIビル(石川島播磨重工業竃{社)」オープン予定
 ・平成18年夏  「豊洲センタービルアネックス(鰍mTTデータ等)」完成予定
 ・平成18年秋  大型商業施設「アーバンドック ららぽーと豊洲」オープン予定
 ・平成20年3月 「アーバンドック パークシティ豊洲(住宅1476戸)」完成予定
 本年をまちびらきYearとして、これから様々なイベントが開催される予定です。


   豊洲IHIビル  芝浦工業大学豊洲キャンパス
アーバンドック ららぽーと豊洲
アーバンドック パークシティ豊洲

豊洲5、6丁目
 ・平成16年9月 「豊洲ISTビル」オープン
 ・平成18年6月2日 「ガスの科学館(がすてなーに)」オープン予定
 ・平成18年秋  「豊洲シエルタワー」完成予定


豊洲シエルタワー
ガスの科学館(がすてなーに)

晴海2丁目
 ・平成18年11月 「(仮称)晴海センタービル」完成予定

晴海3丁目
 ・平成18年〜平成25年 「晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業(住宅約2500戸、オフィス約1万m2)」


(仮称)晴海センタービル
晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業
 

質問2) 地震等の防災面で非常時に孤立しないか、安全性を知りたい。また、地球温暖化で、海面よりも低くなってしまうのではないかと不安なのですが、海抜はどれくらいでしょうか。

地震に対して
・東京の液状化予測図(東京都土木技術研究所)によれば、東京インナーハーバーエリアの多くの部分は液状化の発生が少ない地域になっています。
・東京都が公表している東京都港湾計画では、このエリアは緊急援助物資の輸送を行う耐震護岸整備とともに、オープンスペースや緊急輸送道路の確保を図るとされています。
・震災時に道路が寸断されても、エリア全体が海に接していることから、海上輸送によりいち早く避難でき、救援物資が届く等の利点があります。

高潮に対して
・現在、東京インナーハーバーエリアでは、高潮を防ぐ堤防機能を持つ護岸を整備しています。
・晴海地区の地盤高は現在約AP+4.0mで、今後海際にAP+6.5mの防潮堤が整備されます。
・豊洲埠頭地区の地盤高は現在約AP+3.0mで、今後海際にAP+6.5mの防潮堤が整備されます。また、豊洲埠頭地区は盛土により防潮堤部分だけでなく地区内がAP+6.5mに整備されます。
・豊洲2丁目地区は現在までに海際にAP+6.5mの防潮堤が整備されています。
・海抜換算は、APから-1.134mすると同じになります。
・地球温暖化による海面上昇については、IPCC(世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)の協力の下に1988年に設立)によれば、最悪のシナリオの場合、30年後の平面海面水位は0.2m程度上昇するという研究結果が得られています。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/fig5.gif

※ H.W.Lとは、満潮時の水位です。
※ APとは、隅田川河口の水位を測るため、明治6年に現在の中央区新川2丁目地先の河岸に設置された霊岸島量水標零位(Arakawa Pail)の略称です。この霊岸島量水標零位は、ほぼ満潮干潮位にあたることから、荒川河口及びその沿海の河川・港湾工事用基準面として利用されています。

以上のような整備が進められ、将来的には東京インナーハーバーエリア全体で現在のH.W.Lより4.4m以上高く防潮堤が整備されます。整備が完了すれば、30年後も海面より低くなることはありませんし、伊勢湾台風クラスの高潮が防潮堤を超えることはありません。


質問3) 環境面ではどんな街の魅力があるのでしょうか。今後の秩序ある開発に期待しています。
東京インナーハーバー連絡会議
・当連絡会議では、海を身近に感じられる水辺環境を活かしたまちづくりを実現するために「東京インナーハーバー構想」の作成に取り組んでいます。
・今後も開発者同士の連携を深めて、まちづくりを進めていきます。

豊洲・晴海開発整備計画(東京都)
・将来的には東京インナーハーバーエリアの約20%が公園・緑地になると明記されています。

豊洲2.3丁目地区まちづくりガイドライン(豊洲二・三丁目地区開発協議会)
・平成18年1月に竣工した豊洲IHIビルのある豊洲2、3丁目地区では、まちづくりガイドラインを策定し、まちづくりを進めています。
・ガイドラインでは、「産業をキーコンセプトとする新しいまちづくり」を目指しています。
・さらに、多様なネットワーク空間(プロムナード、広場、公園など)の整備、水と緑と光などを活用した空間デザインなどに配慮し、地区全体で調和のとれた質の高い都市空間形成を図るとして、ヒートアイランド対策や、「風の道」の確保、海側から見た景観を考えてまちづくりを進めています。

今後も環境に配慮したまちづくりを進めていきます。東京インナーハーバーエリアの開発にご期待ください。

質問4) 自由意見を集約し街づくりに反映させてほしい。住んでいる地元の人の意見も取り入れてほしい。

HPに寄せられた期待する街のイメージ
1.治安と環境に配慮した街
2.お洒落な街
3.徹底した歩行者と自動車の分離
4.大人と子供のエリアを区別された街
5.海外からも人が集まる街

HPに寄せられたTIHエリアに作って欲しい施設
1.カジノ
2.子供を夜に預けられる施設
3.羽田・成田へのバスを運行 
4.クルーザーの貸し切り
5.グルメスポット 
6.伊豆七島や伊豆等への航路を発着するターミナル
7.ペット同伴の施設 
8.温浴施設(温泉)
9.ゴルフの打ちっぱなし
10.乗馬クラブ 
11.オープンカフェ
12.レンタルCD/DVDショップ
13.ドーム、競技場 
14.ポップ、クラッシック等のコンサート会場
15.イベントホール 
16.高級ホテル
17.高級レストラン 
18.ショッピング施設、遊ぶ場所
19.水上交通
20.交通網の整備、公共施設

・本アンケートから得られた貴重な意見は街づくりの参考にします。
・豊洲2丁目にできる「アーバンドックららぽーと豊洲」の中には、以下のような施設ができる予定です。
1.子供向け職業体験施設
2.シネマコンプレックス
3.大型書店、
4.スポーツクラブ
5.アミューズメント施設
6.食品スーパー
7.都市型DIY

「アーバンドックららぽーと豊洲」HP
http://www.mitsuifudosan.co.jp/home/shopping_gourmet/new_project/toyosu/index.html

・豊洲6丁目には、エネルギーについて学べる「ガスの科学館(がすてなーに)」グランドオープンします。
・新たな水上交通を、東京インナーハーバーエリアの中での実現に向けて取り組んでいます。
・道路については、平成18年3月27日には新交通「ゆりかもめ」の開業、豊洲・有明連絡道路の一部、晴海通りの延伸部(晴海〜豊洲間)・晴海大橋、環状2号線延伸部(豊洲〜有明間)・有明北橋の供用開始で、都心と臨海副都心を結ぶ新たな交通ルートが整備されます。

東京インナーハーバー連絡会議は、皆様から寄せられた御意見を参考に東京インナーハーバーエリアがより魅力的な街になるように今後も活動を続けます。今後も随時ご意見をお寄せください。