Tokyo Innerharbor

東京都産業労働局
東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構想

 東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構想(平成18年2月産業労働局)は2016年のオリンピック招致活動の一環として、東京が最新の都市施設を有する大都市であると同時に、歴史に裏打ちされた伝統や文化もあり、多様な観光資源を持つ成熟した都市であることをもっと積極的にアピールするために作成されました。
 その中で、東京インナーハーバーエリアは水辺を活かした観光まちづくり(新しい都市空間)の項目に記載されるほか、『水と街が融合する業務・商業・居住の新たな都市空間』として位置付け、今後の魅力あるまちづくりを推進するとされています。



 

 

水辺活用ハンドブック

 現在、隅田川などの河川や運河、臨海地域などでは、船による周遊やボート遊び、親水テラスでのオープンカフェなどの様々な活動が行われています。この様な水辺空間の活用にあたっては、安全性や円滑な水上交通を確保するための規制など、様々な制度や多くの行政機関が関係するほか、船舶の運航などの専門知識が必要となる場面があります。 そこで、水辺活用にあたっての留意点や主な制度などを簡潔に紹介することで、水辺の賑わいづくりの取り組みが円滑に進むよう東京都が作成したのが「水辺活用ハンドブック」です。 水辺イベントを実施している団体からのヒアリングに基づく水辺活用事例の紹介、水辺空間利用に係る主な制度・手続きやイベント実施のノウハウなどがまとめられています。